Q) キーワードはどんな風に選べばいいのですか?(前編)

A)
キーワードはただ何となく選ぶのではなく必ず調査ツールを使ってその有効性を調べる
ただし基となるキーワードは自分で考えなくてはならず、ある程度ひらめき力が必要。また調べたキーワードが本当に有効か見極める力も重要。
普段からユーザーがどういう言葉で検索するか、自分だったらどういう言葉を入力するか意識しておくとよい。

まずは調査ツールの準備をします。
現状日本で有効なツールは次のようなものがあります。

キーワードハンター(http://www.kwhunter.com/)
AdWordsキーワード ツール(https://adwords.google.co.jp/select/KeywordToolExternal)
フェレットプラス(http://ferret-plus.com/)

キーワードハンターのみ有料ですので、簡単な調査であればAdWordsのツールとフェレットで十分だと思います。
ただ本格的に調べたいときや完全に生のキーワードが調べたい場合にはキーワードハンターを使うことをおすすめします。

ちなみに私がキーワードハンターの最大のメリットだと思っているところは次の2点です。

1.過去の検索語がわかる

例えば12月に早々とバレンタイン対策をしようと思ったときに、昨年の2月の人気キーワードが調査できる

2.表記揺れが完全に判別できる

日本語にはひらがな、カタカナ、漢字などがあり、キーワードの表記も多種多様です。
以前使っていたOvertureのツールでもこれだけは判別できなかったので非常に助かっています。

例)
お取り寄せ、おとりよせ、取寄せ、取寄・・・どれが人気?
子供ブーツ、子供用ブーツ、子供 ブーツ、子供のブーツ、ブーツ 子供・・・どれが人気?(図1)

子供 ブーツの調査結果

また上記のキーワード調査ツールの他にも同義語や類義語を探すことができるシソーラス(http://ruigo.jp/)も便利ですし、自分のサイトのログ解析の検索語やサイト内検索の検索語データを参考にすることもできます。
特にサイト内検索は最近ユーザーも活発に使うようになってきており、ニーズがよくわかりますので蓄積して活用することをおすすめします。

さて、ツールの準備ができたら次はキーワードを選んでいきますが、選定には次のようなステップを踏むと効果的です。

  1. ターゲットユーザーの想定
  2. キーワードのリストアップ
  3. キーワード調査・分析・選定
  4. キーワードの確認

1.ターゲットユーザーの想定

SEOはマーケティングの一種です。
そのため、キーワードを選ぶときもまずはどんなユーザーに来てほしいか、どんなユーザーが使う言葉か、といったターゲットユーザーの想定から始めます。性別や年代、検索行動やシチュエーションを考えてサイトのターゲットユーザー(ペルソナ)を考えてみましょう。
例えば次のような言葉は同じ意味の言葉でもターゲットによっては違ったキーワードになってくるのです。

長靴(43,314)とレインブーツ(39,126)
長靴は主に男性と思われます。
バードウォッチング・アウトドアなど。
複合語として「野鳥の会 長靴(49,613)」や「農業用長靴(1,126)」などが検索されている。
レインブーツはおしゃれに気を使う若年層の女性がターゲットで「ヒールアップレインブーツ(7,100)」などデザイン性の高い言葉も検索されています。

紳士靴(7,833)とメンズシューズ(4,768)
紳士靴のほうが恐らく年配の男性や高級品嗜好だと推測します。
複合語からも紳士靴と組み合わせて+ダンロップ、+フェラガモ、+オーダーメイドなどブランドや高級品ニーズが見られます。
メンズシューズは+激安や+カジュアルなどの言葉が見られ若年層や手軽に買いたいというニーズがうかがえます。

※(数値)は人気度

2.キーワードのリストアップ

ターゲットユーザーを想定したら、次はそのターゲットユーザーが使うと思われる言葉を漏れなく列挙してみましょう
これには方法はありません。とにかくひたすら想像して思い浮かべます(笑)。

ただ、ターゲットに近い知人に聞いたり(ターゲットユーザーが10代男性なら弟の友達とか)、競合サイトのキーワードを調査したり、関連した書籍やTVなどで情報を得るといったことはできると思います。

例えばコスメサイトを想定して挙げてみましょう。
するとざっと考えただけでも次のようなワードが浮かんできます。

化粧品、コスメ、メイク、スキンケア、コラーゲン、基礎化粧品、美容液、UVカット、乾燥肌、口紅、マスカラ、アイブロウ(アイブロー?)、シミ(しみ?)、ほうれい線、目じりのしわ、美白効果、APPS、肌のたるみ、メイク落とし(クレンジング?)、無添加

※( )に他の言い回しや別表記も挙げておくといいです

アイテムに関するものからお悩み、成分に関係するものなどいろいろ思いつきます。
一通り列挙できたらいよいよ次はこれらのワードを調査してどのキーワードが自分のサイトにとって「有効か」ということを見極めていきます。
例えば"化粧品"と"コスメ"どちらが適切? "シミ"と"しみ"はどっちが人気? "無添加"は食品のニーズもある? など調べることはいろいろあります。

ステップ3のキーワード調査・分析・選定は次回に続きます

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