SMX1日目、1回目のセッションはキーワードリサーチを選びました。
実はアユダンテでも昨年からキーワードの選び方講習会を新たなメニューとして追加したり、このブログの1回目の記事もキーワードをテーマにし、私自身キーワードについては非常に興味があるのです。
このセッションも最も大きな会場で実施され、多くの人が熱心に聞いていました。
【Keyword Research Tools & Techniques :Christine Churchill,KeyRelevance.com】
- Q) キーワードリサーチとは?
- A) サイトに関連してポテンシャルのあるユーザーが使うキーワードを選ぶプロセス
- Q) なぜキーワードリサーチをするのか?
- A)
- SEMの基礎ステップ
- 間違ったキーワードを直すため
- カスタマーの言葉によってコンバージョンを増やすため
- SEOやPPC、ブログ、画像、動画、プレスリリースのターゲットに関連性のあるワードのリストを作るため
- キーワードはデザインやナビゲーションにもアイデアをくれるから
- トラフィックのポテンシャルを知ることは予算を立てるのも助けてくれる
「新しいキーワードの機会を発見する」
→ロングテールで新しい機会を発見する
※Googleが今まで見たことのない新たなキーワードは1日で20~25%(by Udi Manber)
■キーワードリサーチプロセス
- ブレインストーミング&発見
- キーワードの拡大
- キーワードの評価
この3つを繰り返し反復して行う
1.ブレインストーミング&発見
- この段階ではまだジャッジしない
- 社内からリストを作る(印刷物、内部の専門用語、カスタマーの言葉かどうか)
- キーワードリストのネタ(サイト内検索語、シソーラス、雑誌、ログの検索語、競合の買ってるPPCワードなど)
- カスタマーの言葉を学ぶ
- インタビュー
- 調査
- セールスの人
- フォーラムやブログのレビュー
「とにかくカスタマーの言葉!!」
キーワードツール
| ツール名 | 備考 |
| Google keyword Tool | 特になし |
|---|---|
| Word Trucker | 要会員登録、フリートライアルあり(要会員登録) |
| Trellian Keyword Discovery | 有料、フリートライアルあり(要会員登録) |
| Google Webmaster Tools | 要Googleアカウント |
| Google insights | 要Googleアカウント |
| Google trends | 要Googleアカウント |
| Hitwise | 有料(参考記事URL) |
| goodkeywords.com | フリーウェアやフリートライアルあり。有料のツールも存在 |
| adCenter Labs tool | キーワード数の予測、ミススペル、関連語を調べられる |
| Microsoft adCenter add in for Excel | Excel2003、2007(beta)がある。ページ下部にPDFのガイドやFAQがある |
| Nichebot | 有料、広告など多いため注意が必要 |
| ComScore | 要会員登録 |
| Spy Fu | フリー。非日本語対応 |
| PPCProbe | 要会員登録 |
| SEOBook keyword suggestion tool | フリー |
注:面白そうだったツール
- Trellian Keyword Discovery
- 360億のサーチャー、日本のエンジンはYahooやGoogleはじめ5サイト含むISP、ニュースサイト、ショッピングサイトの検索語などデータベースを選択できる。
季節のキーワード、ミススペル調査もできる。 - Question DB(質問文検索) 例:ハイブリッドカーならハイブリッドカーとは?がどのくらい検索されているかわかる。
- Microsoft adCenter add in for Excel
- Excel2007のプラグイン機能。
データはLive.comから、キーワードリストが簡単に作れそう。 - 検索エンジンのsuggestion機能
- 検索ボックスにタイプすると候補の言葉を出してくれる。Google、Yahooなど各エンジンが提供。
Yahooは部分一致で提供。
2.キーワードの拡大
前述したツールやデータを使って類似後、形容詞、ユーザーの使用目的、ミススペル、表記揺れを調べてリストをさらに拡大させる。
- キーワードの順列
- キーワードを並べたり、結合してフレーズのバリエーションを増やす。
自動でできるツールがあったり、Excelの結合関数を使ったり。
例:SEObool's Permutation Tool
list1とlist2のボックスにそれぞれワードを入れると結合したフレーズを自動で作ってくれる。
3.キーワードの評価
選んだキーワードを検討する。
- サイトとの関連性
- ポピュラリティ
- ユーザーの意図
リサーとか購入か、購入段階か、属性などなぜ検索したのか背景を理解する - 競合
- 競合調査ツール
- Hitwise
- ComScore Marketer
- Trellian
- Spy Fu
- KeyCompete
- AdGooRoo
- パフォーマンス
キーワードのパフォーマンスをテストする
PPCの購入→トラッキング→(価値のあるワードのみ)SEO→トラッキング→またPPCへ
このサイクルの繰り返し。PPCでSEO対策するワードの下調べ
■サマリー
- キーワードによって成功が決まる
- 人気度だけを基準として使ってはいけない
- フィードバックして、もしうまくいってなかったら変更する
【コメント】
キーワードがどれだけ重要か繰り返し説明されよくわかりました。
驚いたのはキーワードのリサーチプロセスの部分です。
実は私たちの講習会でもほぼ同じプロセスを説明しており(もう少し実践的で細かいですが)、やはりただ何となく選ぶのではなく、ユーザーの検索の背景や意図を考えたり、選んだワードを評価したりしてかなり手をかけて選定していることがわかりました。
またサイト内検索語やシソーラス、ログの検索語にフォーカスする点も同じです。
スペルミスを探せるツールはうらやましく、日本語でも言葉によっては以下のようなスペルミスが発生しますので、特にロイヤリティの高いブランドワード対策においては有効だと思います。
例:アスクル、明日来る、askul、asukulu ...
また、ツールに関してはキーワードツールはもちろん、競合調査ツール、キーワードリストジェネレーターツールなど日本よりも圧倒的に豊富で、目的や施策に応じていろいろなツールを使いこなすことができそうだと感じました。



渡辺隆広
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