A)
今回は五足の靴の読者の方から編集部にお問い合わせをいただいた下記の質問をご紹介し、回答していきます。
ご質問ありがとうございます。

「GA Premiumに興味があります。
 各流入経路の貢献度が分かる機能がつくというのは非常に興味深いです。
 さらに興味があるのは、もっとシンプルかつ基本的な機能の強化の部分です。
 具体的には、訪問数、PV数、直帰率、CV率等基本的な数字を見る場合に、複数の指標で1週間単位のデータを1年分まとめて一括でCSVダウンロードするといったようなことは現在できませんが、Premiumにはできたりするのでしょうか。
 各項目毎に吐き出してくっつけるというのは作業としては結構面倒だと感じています。

 また、現在は1つの指標だけでもデータが500を超えた場合、そのままCSVで吐き出すと文字化けするため、ステップを踏む必要があるなどやや面倒ですが、こういった部分の強化はされたりするのでしょうか。

 無料ツールでここまで高機能なGAなので、有料ツールにはどうしても期待してしまいます。
 そもそもそれはGAではなく、こういうものの方がいいのではないか? といった部分も含めて、ご教示いただければ有難いです。」

GA Premium(GAプレミアム)についてのご質問ありがとうございます。
先日有料版のアナウンスがされてから、詳細についてお問い合わせが増えております。
現状でも十分高機能なGAの有料版ですから、機能、サポート等気になるところかと思います。

現時点でわかっているプレミアムの特徴や既存機能との違いはこちらにまとめてあります。
Googleアナリティクスの有料サービス"GA Premium(GAプレミアム)"が米国・カナダでスタート

今回はいただきました上記のご質問に回答したいと思います。

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米国時間9月29日より、主にエンタープライズの皆さまを対象にしたGoogleアナリティクスの有料サービス"GA Premium"が米国・カナダおよび英国にてスタートしました。
日本でのサービスは未定です。

GA Premiumのポイントをお伝えします。

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先日の4月15日、Google Analyticsの英語版にて、新たな機能『マルチチャネル(アトリビューション分析)』が試験実装されました。

まだ日本語での利用環境は整えられておりませんが、Googleのヘルプからコピーした英語を少しだけ脚色して日本語に直してみました。
試験実装中のためか、まだUIに混乱が見られますし、ドキュメントは実際のUIよりちょっとだけ古い感じもしますので、暫定版のヘルプとしてご参考ください。

※注、当記事は英語版Google Analyticsヘルプの翻訳です。また、当記事で触れているマルチチャネル機能は限定パイロット中であり、一部の信頼されたテスター様において機能や使い勝手のテストを行っていただいています。現時点で、マルチチャネル機能がフルにご利用いただける時期についてはGoogleより未定と発表されています。
※注2、こちらのヘルプの翻訳にあたっては、Google Analyticsチームより転載許可をいただいております。
Note: Google Analytics has let us know that the feature called Multi-Channel Funnels discussed in this blog post is in limited pilot. That means that Google Analytics is testing the feature and its usefulness to a small group of trusted testers, and have not made any plans or a timeline for a full launch.

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太平洋時間(PST)で12月7日の午前11時(日本時間では12/8の午前4時)に、10月に引き続きGoogle Analyticsの新機能がGoogleから発表されました。この記事では、ダイジェスト的に主要なポイントをお伝えします。この発表は、SESシカゴにて行われました。

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今までGoogle Analyticsは、新機能がリリースされても、バグが直っても、十分な告知を行ってこなかった。でも、今回は、リリース前に告知を日本語で準備し、きちんとリリース日にお知らせを出してきた。
これは、とても大きい進歩だし、Google Analyticsのチームにとっても、それだけ大きい事件なのだろう。

とはいえ
Google Analyticsは機能が盛りだくさんでわからん
というのが僕らの本音だ。
ユーザーとの距離は、遠くなってしまった気がする。その差を一歩でも縮めるためにも、新機能を少し噛み砕いて説明してみたい。

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A)
Google Analyticsで複数ドメインをまとめるのは慎重に。

Google Analyticsには、複数ドメインをまとめて一つのサイトとして計測する機能があります。
ドメインを複数持っているから、Google Analyticsでまとめて解析したい
そんな問い合せが、最近僕の周辺で多くなっています。
3年前ぐらいに書いた僕の本「できる100ワザGoogle Analytics」では、この機能を、さらりと紹介しましたが、時間がたつにつれ書き直したいと思うようになりました。
今回、この本の改訂版を出す機会が来たので、複数ドメインについては、かなり修正しています(「できる100ワザGoogle Analytics 増補改訂版」)。

今は、「複数ドメインをまとめて管理する機能は、安易に使わないほうがよい」という結論になっています。複数ドメインをまとめるのが簡単でよいことに聞こえるのですが、実際には作業の負担が大きい割に、場合によっては得るものが少ない取り組みなのです。
特にSEOに取り組む場合は、個別のドメインで確認していく方がよいと感じています。

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A)
アクセス解析をしていて、よく聞かれる質問の一つは、「世の中の平均ってどのくらいなんですか?」という質問です。
アクセス解析は、孤独な作業なので、相談する人もいなくて、世間はいったいどうなっているんだろう? と不安になってしまいます。

また、僕がよくセミナーなどで話すことですが、アクセス解析で一番難しいのは、基準がないことです。日に500セッションという、自分の体重が、いったい重いのか軽いのかわからない、というところで、困り果ててしまいます。

ただ、このお話、結論から言うと、サイトごとにデータがぜんぜん違うので、「平均」とかは気にせずに、自分なりの基準値、目標値を設けて、改善の努力をしましょう、というのが、究極の答えになります。

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A)
Google Analyticsは無料のアクセス解析ツールで、利用している方も多いと思います。
Google Analyticsでは他のツールと同様に、アクセスデータの一部をCSVやTSVなどの形式でエクスポートする機能があります。
ただ、この機能、使えばわかりますが、Excelで開くと文字化けしてしまいます。ダウンロードしたファイルを開いても同じで、ここで途方にくれてしまします。

実は、僕が今まで聞かれたアクセス解析の質問の中で、一番多い質問の一つかも知れません。きっと苦労している方が多いのでしょう。
これは、Google Analyticsのエクスポートが、UTF-8という文字コードで行うために起こる現象です。テキストエディタを経由して、文字コードを変えるか、Excelで外部データの取り込みを使います。

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A)
検索結果の順位がGoogle Analyticsの直帰率で変わることはありません。
しかし、それは「直帰率」や「滞在時間」といったアクセスデータを軽視しろ、ということは意味しません。
アクセス解析を通じて、悪い場所を改善していくことは、確実に検索結果によい影響を及ぼします。自分のサイトと訪問者をよく知って、自分なりの基準値を持って、確実に改善を行ってくことが大事です。

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